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東信州のスパークリングワイン&シードル特集

二村雅彦
二村雅彦
INDEX
  1. 自宅で楽しむクリスマス
  2. スパークリングワインとシードルの基礎知識
  3. オススメスパークリングワイン
  4. オススメのシードル
  5. 地元の食で素敵なクリスマスを!

自宅で楽しむクリスマス

オトナも子どももなんだかワクワクするこの季節。例年とはちがい、今年はご時世を考慮して自宅でクリスマスを楽しむ方が多いのではないでしょうか。

この記事では、自宅でクリスマスパーティーをする方向けに、東信州エリアのとっておきスパークリングワイン&シードルをご紹介します!

 

その前に、ちょっとだけ基礎知識のお勉強にお付き合いください。

 

スパークリングワインとシードルの基礎知識

スパークリングワインは、3気圧以上のガス圧をふくんだ発泡性ワインのこと。シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方でつくられる特定の条件を満たした発泡性ワインのことで、それ以外はスパークリングワインに分類されます。スパークリングワインは世界中でつくられていて、土地それぞれの味わいが楽しめます。甘口は4℃前後、辛口は7℃前後に冷やして飲むと、味わい深いと言われています。

 

シードル(サイダー)は、りんごを100%原料として醸造した発泡酒のこと。おもに長野県や青森県等では、地元のりんごで醸造するワイナリー(サイダリー)が増え、盛り上がりをみせています。「ふじ」や「紅玉」などの糖度の高いりんごをつかうことが多く、甘口・辛口があります。アルコール度数は2%~8%ぐらい。すっきりとして繊細な味わいが特徴です。

 

 

オススメスパークリングワイン

【ナゴミ・ヴィンヤーズ】
ラブルスカ フリッツァンテ(東御市)

いちごのようなフルーティーな酸味、白桃のような香りが特徴で、メイン料理にもデザートにも合わせられるのがうれしいロゼのスパークリングワイン。

華やかなラズベリー色で、女子会やクリスマスパーティーを盛り上げてくれること間違いなしです!

▷ウェブサイト:http://www.nagomivineyards.jp

 

【ドメーヌナカジマ】
ペティアン・ナチュール・ロゼ(東御市)

微発泡で、アルコール度数は高めの10度。まろやかな酸味とじわりとくる旨味を食前に味わってほしいです。化学肥料や農薬をつかっていないブドウを野生酵母で発酵させてつくられているので、ナチュラル系のワインがお好きなひとにもおすすめ。

▷ウェブサイト:http://monvignoble.blog90.fc2.com

 

【シャトー・メルシャン椀子ワイナリー】
椀子のあわ -シャルドネ&ソーヴィニョン・ブラン- (上田市)

「ワールズ・ベスト・ヴィンヤード・アワーズ 2020(World’s Best Vineyard Awards 2020)」(ワインを基軸とした観光産業に取り組むワイナリーを選ぶアワード)で、世界第30位(日本初・アジア第1位)を獲得した話題沸騰中のワイナリー。椀子の泡は、はちみつのようなやさしい香りが楽しめて、食前にも食中にもおすすめ。デザートにもよく合います。

▷ウェブサイト:https://www.chateaumercian.com/winery/mariko

 

【アルカンヴィーニュ】
巨峰スパークリング (東御市)

華やぐ香りがクリスマスシーズンにぴったりのロゼ。東御市、上田市等の近隣の巨峰でつくられていて、暖炉を囲みながらゆっくりと飲みたくなります。エッセイスト玉村豊男さんのやわらかいタッチのエチケットが食卓を彩ってくれます。

▷ウェブサイト:https://jw-arc.co.jp

 

【Rue de Vin(リュードヴァン)】
巨峰スパークリング(東御市)

キレイな色がお部屋全体とテーブルを彩ってくれるスパークリング。きめ細やかな泡とドライな味わいが特徴で、前菜やメイン料理との相性も良いのでいろんな料理とペアリングしてみてください。伝統的なシャンパーニュ製法でつくられており、高級感を感じさせてくれる1本です。

▷ウェブサイト:https://ruedevin.jp

 

【マンズワイン】
酵母の泡 龍眼 (小諸市)

ぜいたくな泡立ちと香り、飲み飽きない安定感がうれしいスパークリングワイン。ぶどうは、マンズワインが絶滅寸前の状態から甦らせた品種「龍眼種(善光寺種)」を使っています。タンク内でゆっくりと二次発酵させるシャルマ方式でつくられており、フレッシュでフルーティーな香りが楽しめるのが特徴。ちなみに製法の「シャルマン」は、この方式を発明した人の名前なんだとか。

▷ウェブサイト:https://mannswines.com/winery

 

 

オススメのシードル

【ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー】
林檎の発泡酒シードル(東御市)

クリスマスシーズンはもちろん、キリッと冷やして、夏にも味わってみてほしいシードル。薄めのイエローで、りんごのさわやかな酸味とまろやかさが調和しています。

微発砲でアルコール度数は低めなので、開栓は食前やカンパイ!のタイミングがオススメ。

▷ウェブサイト:https://www.villadest.com

 

【Veraison-Note】
THE RINGO STAR(上田市)

「りんご3兄弟」の内の2種、「秋映」と「シナノゴールド」の甘みと酸味が楽しめるシードル。アクセントにはシャルドネが加えられており、ぶどうの酸味も華やかに調和しています。ベルギービール酵母を使用しているので、ビール感覚で “かけつけの一杯” にちょうどいいかも。

イギリス国旗をモチーフにしたエチケットの赤色が、クリスマスらしいワクワクした雰囲気をつくってくれます。

▷ウェブサイト:https://www.veraison-note.com

 

【496ワイナリー】
496シードル(東御市)

りんごの名産地として知られる立科町産のりんご「ふじ」を100%使用して、低温でじっくり醸造されています。ドライで辛口なスパークリングは、メイン料理とのペアリングに◎。素材の味をグッと引き立ててくれます。496ワイナリーは2019年に自社ワイナリーを設立。初めて醸造したのがこのシードルなので、思いのギュッとつまった特別な1本です。

▷ウェブサイト:https://www.cyclovineyards.com

 

【坂城葡萄酒醸造株式会社】
坂城発泡林檎酒ジンジャーはちみつ(坂城町)

坂城町産のりんごをベースに、ジンジャーとハチミツを加えてつくられたフレーバーシードル。フレーバーとはいえ、想像以上にスパイシーな味わいが特徴です。メイン料理のお供にも、食後に単独で味わうのもオススメ。

フレーバーはこの他にも「坂城発泡林檎酒」や「坂城発泡林檎酒ゆずはちみつ」等があるので、飲み比べてみても楽しいかもしれません。

▷ウェブサイト:https://sakaki.wine

 

 

地元の食で素敵なクリスマスを!

スパークリングワインやシードルがテーブルにあるだけで、ホームパーティはグッと華やかになりますね。

クリスマスをはじめ、何かと華やかなシーンが続く年末年始。この機会にぜひ、ご自宅で弾ける美味しさを体感してみてください。

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二村雅彦
二村雅彦

東信州のローカルビジネスをサポートする株式会社アンド23を経営しています。店舗立ち上げから運営、PR・プロモーション・広報・イベント企画といった集客における課題を伴走しながら解決しています。旅行業登録もしているので、集客ツールとしての旅行業の確立にも挑戦中。ヨーロッパで自転車ロードレース選手をしていたこともあり、サイクリングイベントもこれから積極的にやっていきます。東信州のパンやスイーツ、ワインが大好きで、打ち合わせは軽く飲みながらやることも。オフィスやカフェでまったりと仕事、私事、志事していますので、どこかで見かけたらお気軽に声かけてくださいね。